フリーランスとして活動する時、注意しなければならないのが税金だ。独立したら自分で確定申告をして税金を納めなければならない。
確定申告とは、所得にかかる税金を自分で計算して申告して納税するシステムだ。この仕組みを理解していないと確実に損をする。
たとえば青色申告承認申請書を役所に提出しておくと、控除により節税できる。青色申告承認申請書は開業届の提出が必須であるため、事業を始めるときに共に提出するといい。、
また、年収に対してどのくらいの税金がかかるかあらかじめ勉強するべきだ。手取りの何パーセントかは税金用として別の口座に置くとよい。先に貯蓄し税金用として取っておけば、「散財して所得税が払えない」という失敗を避けられる。
どこまで経費になるか、意外と曖昧な部分もあるのでレシートや領収書は取っておき、不安ならば税理士に相談しよう。売上に貢献している支払いのみ経費として認められることを覚えておこう。
とはいえ、まずは自分で調べて基礎を押さえるところからだ。基礎が学べる「フリーランスに必要な会計知識」で勉強してみるといい。
確定申告する際に会計ソフトを使うフリーランスは多い。会計ソフトを使えば会計作業を低コストで時短できる。青色申告には複式簿記の知識が必要だが、会計ソフトを使えば簿記の勉強をする時間を節約できる。
フリーエンジニアにおすすめの会計ソフトは、クラウド申告ソフトシェアトプクラスの「やよいの青色申告オンライン」、地方銀行との連携に強い「MoneyForwardクラウド確定申告」、そしてスマホ操作性が抜群で初心者が使いやすい「freee会計」だ。これらが会計ソフトの三大勢力と言われている。どれも低価格で確定申告に対応しているパフォーマンスに優れた会計ソフトである。